2017/6/25, Sun.

 草の多い空き地、小さな子らが男女混じってサッカーを遊ぶなかに、まだ歩くかどうか怪しいくらいの幼児を抱えた男が一人。脇を持って自分の身体の前に浮かせ、来たボールを子の足で受け止めるようにして、遊びに加わらせてやっている。

          *

 御茶ノ水駅に到着。扉が閉まる間際に急ぎ席を立って、狭まった隙間をぎりぎりで抜けてホームに降りた男、赤っぽく染めた短髪である。細い身体を機敏に回すさまの不遜に戯れめいているのに、もしや降りるのを忘れていたのではなく、ゲームのようにしてわざと遅れて立ったのではと過る。

広告を非表示にする