2017/6/12, Mon.

 街道の対岸、走る車の起こした風に半端なように浮かんでは力なく落ちる薄茶色の、かすかな葉の幾枚かに、小さく跳ねて遊ぶ雀の姿を見る。

          *

 夜道、背後から車の音。過ぎるあいだ、ライトの照射を被せられた足もとの砂地が橙の階調をくぐって行くその推移のなかに、炎の色と一致する刹那があった。

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